NTTドコモレッドハリケーンズが、現在オールブラックス(ニュージーランド代表)で活躍中のスクラムハーフを獲得した。勇ましい“ハカ”のリーダーとしても知られる、TJ・ペレナラの2020年度新加入が10月19日に公式発表された。
ドコモは来年1月16日に開幕するジャパンラグビートップリーグへ向け、昨年のワールドカップで南アフリカ代表の優勝に大きく貢献したWTBマカゾレ・マピンピの入団も決まっており、新たな大物獲得である。
身長184センチ、体重90キロの28歳であるペレナラは、2015年のワールドカップ優勝メンバーであり、2019年日本で開催された大舞台にも出場。先日のオーストラリア代表戦(ブレディスローカップ)でオールブラックとしてのキャップ数は66となり、10月31日から始まるラグビーチャンピオンシップのスコッドにも名を連ねている。
スーパーラグビーでの経験も豊富で、ウェリントンを本拠地とするハリケーンズで長年活躍。今年はデイン・コールズとともに共同主将を務めていた。
そしてこのたび、NTTドコモレッドハリケーンズの一員となったペレナラは、「私は家族と共に日本へ行けることをとても楽しみにしています。この機会を通して新しい文化を体験し、慣れた地を離れてチャレンジしていきたいと強く願っています。私はこの数年間の日本スタイルのラグビーをとても称賛していましたので、NTTドコモの活躍に貢献することを楽しみにしています。新しいコーチ陣や新しいチームメイトとこれから一緒に協力していくことも素晴らしいと思っています」とコメントした。
パス、キック、ランと三拍子そろった万能選手のペレナラは、スクラムハーフだけでなく、スタンドオフとしてもプレー可能だ。そして、リーダーシップも期待される。
🎥 WATCH | All Blacks and @Hurricanesrugby halfback @Tj_Perenara has confirmed that he will miss next year’s @SuperRugbyNZ season and head to Japan on a short term playing contract.
— All Blacks (@AllBlacks) October 19, 2020
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