ジャパンラグビートップリーグの神戸製鋼コベルコスティーラーズは9月30日、2020年度の新体制を発表。スクラムハーフの日和佐篤(33歳)とロックのトム・フランクリン(30歳)が共同キャプテンに新任したことが明らかになった。
日和佐は日本代表として51キャップを持ち、2015年ワールドカップで南アフリカ代表撃破を含む歴史的3勝を遂げたメンバーのひとり。8年在籍したサントリーサンゴリアスを2018年に退団し、コベルコスティーラーズに加わっていた。
サントリー時代にはトップリーグの新人賞を受賞し、ベストフィフティーンには3度(2011、12、13年度)選出。神戸製鋼加入1年目だった2018年にはリーグ戦通算100試合出場も達成し、15シーズンぶりの優勝に貢献した。
フランクリンはニュージーランド出身で、マオリ・オールブラックスでもプレーした経験がある。ハイランダーズなどを経て2018年に神戸製鋼の一員となり、ワークレート高くセットピースの要としても活躍し優勝に貢献、2018-2019トップリーグのベストフィフティーンに選ばれた中心選手のひとりである。
そのほか、2020年度コベルコスティーラーズの新体制では、ジュニア・ジャパンおよびU20日本代表の監督経験がある水間良武が昨シーズン務めた普及育成アドバイザーからフッカー&ディベロップメントコーチとなり、昨シーズン限りで選手として神戸製鋼を退団していた元ニュージーランド代表のダン・カーターとアンドリュー・エリスがアドバイザーに就任している。