東芝ブレイブルーパスがラゾーナ川崎プラザでおこなわれている募金活動に協力、9月26日に府中グラウンドで、選手会長のリーチ マイケルが贈呈式をおこなった。
ラゾーナ川崎は東芝のオフィスが入っている縁で以前から交流があり、昨年もラグビーワールドカップ100日前イベントに選手が参加。新型コロナウイルスの影響で中止となったトップリーグ2020でも、東芝の試合のパブリックビューイングが企画されていた。
同所でおこなっていたエッセンシャルワーカーへの募金を募る「BLUE HEART PROJECT」へメッセージを寄せていたが、「募金でも協力できないか」と選手から声があがり、部員全員とスタッフの有志が募金。今季からチームの選手会「ルーパス会」の会長を務めるリーチが代表して募金を手渡した(金額は非公表)。
リーチの知り合いにもエッセンシャルワーカーが2人おり、そのうちひとりはドクターで、3か月ホテル暮らしを続けながら治療に当たっていたという。
「エッセンシャルワーカーに感謝と言葉で言うのは簡単。僕たちは日頃からマスク、手洗い、人の集まるところには行かないなど、いいディフェンスをして迷惑をかけないようにしたい」
東芝に加入して10年目となるリーチ。今季は選手会会長という新たな立場でチームをサポートすることになる。
「この5~6年、結果を出せていないけれど、もう1回、“東芝でプレーしたい”という選手を増やしたい。東芝の選手も、もっと部を好きになってもらいたい」
これまではバーベキューパーティーなどで部員同士の親睦を深めてきたが、この状況下ではそれも難しい。だが「新しいアイデアを考えるのは得意。しっかりやっていきたい」
目標はしっかりと東芝に定まっている。
なお、募金は神奈川コロナ基金として、医療機関に役立てられる。