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九州学生リーグは10月10日開幕 九州トップクラブリーグは今年度開催中止

2020.09.24

 九州ラグビー協会は9月24日、令和2年(2020年)度の九州学生リーグを10月10日から開催すると発表した。新型コロナウイルスの影響により開幕は延期となっていたが、トレーニング再開プログラムを実施後、ようやくキックオフを迎える。

 今年度の九州学生リーグ1部は、8チームを前年度順位で2グループ(Aブロック・Bブロック)に分け、各グループで10月10日から24日にかけて予選リーグ戦をおこない、そのあと11月7日から順位決定トーナメントを実施する。順位決定トーナメントは、A・B各グループの1位と2位による上位4チームと、各3位と4位の下位4チームに分けておこない、11月14日に最終順位が決まる。

 全試合、無観客試合となる。

 もし、9月30日までに新型コロナウイルスの影響でリーグ戦に参加できないチームが出た場合は、トーナメント戦に移行する(その際のトーナメントは10月31日開始予定)。

 そして、最終的に1位になったチームが全国大学選手権大会への出場権獲得となり、5位チームは全国地区対抗大学大会へ出場する。

 令和2年度九州学生リーグ1部のグループ分けは以下のとおり。

■Aブロック: 九州共立大(昨季1位)、福岡工業大(昨季3位)、九州大(昨季6位)、志學館大(昨季8位)
■Bブロック: 福岡大(昨季2位)、日本文理大(昨季4位)、鹿児島大(昨季5位)、西南学院大(昨季7位)

 2部リーグは、8チーム(長崎大、宮崎大、熊本大、大分大、立命館アジア太平洋大、沖縄国際大、琉球大、九州産業大)のトーナメント戦となる。

 なお、今年度は3部リーグ優勝決定戦中止のため、入替戦はすべて実施しないことになった。

 九州学生リーグが開催される一方、九州トップクラブリーグ(トップキュウシュウリーグとは別のリーグ)は今年度中止が決定。9月から開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大を受け、活動自粛で練習不足によるけがのリスクなど考慮し、中止することになった。
 なお、全国クラブ大会開催の際は、別途協議及び決定のこととし改めて発表される。
 あわせて、11月、12月に熊本県で開催予定だった令和2年度全九州クラブ実業団大会についてもトップクラブリーグ同様のリスク回避のため、今年度は開催を中止することになった。

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