ラグビーリパブリック

【動画メニュー】できるよ! 林大成のステップ&グース講座(3)

2020.09.18

自らステップのリアルイベントや、動画コンテンツも展開している林選手(撮影:太田裕史)

講師◎林 大成[7人制プロラグビー選手]
はやし・たいせい/1992年6月27日生まれ。176㌢、82㌔。瑞光中(中1〜)→東海大仰星→東海大→キヤノンイーグルス→日本協会専属7人制選手(2018年4月〜)。15人制ではCTB、7人制ではBK。東海大では主将を務める。7人制日本代表

7人制プロラグビー選手(日本ラグビー協会所属)の林大成選手は、もともとはステップが得意ではなかった。今では、7人制を代表するステッパー となった。変身の理由は紛れもなく、練習。そしてうまくなりたいというワクワクの大きさだ。
構成◎成見宏樹 写真◎太田裕史

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
C H A R T

⚫︎グースのカギ
緩急

⚫︎グースの基本
踏み足と蹴り足を同時にアクション!

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
グースの素04 ギャロップ           

★グースの完成形と、ギャロップのリズムを、動画でチェック!

リズムは「タ・ターン!」
「グース」は、スピードの緩急を使うランニングスキルです。先週はスキップから発展させて「ケンケン・グース」を踏めるようになりました。今号では、ギャロップから「グース」を目指します。
 ちなみに、これらの動きにステップを加えると、「ケンケン・グース」は、足がハサミのように鋭く動くアイランダーステップに、グースはグースステップに発展します。
 ギャロップはその名の通りに、馬などが走る時の足の動きのイメージです。スキップがケンケンのリズムだったのに対して、
 ギャロップは左右の足が交互に着きます。「右左→右左→ … 」
リズムは 「タ(右)・ターン!(左) →タ(右)・ターン!(左)→」
*もちろん逆もあり

:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
グースの素05 ギャロップ+キック         

★ギャロップ+キックのイメージを、動画でチェック!

「タ・ターン」のはじめの「タ・」の踏み足と同時に、逆足を蹴り出す

★ ふつうのギャロップ
「タ(右)・ターン!(左) →タ(右)・ターン!(左)→ …」

★ ギャロップ+キック
「タ(右)・ターン!(左) →タ(右)・ターン!(左)→ …」
↓               ↓
左キック            左キック

▶︎この動きがグースの素になる

:::::::::::::::::::::::::::::::::
キックするのは
タ・ターンの「タ・」
ギャロップそのものが難しいという人は、私のYouTubeチャンネルや、ラグマガのカザス動画でまずリズムを身につけて行きましょう。ギャロップは左右交互に足を着きますが、リズムが変則的で「タ・ターン」の繰り返し。
「タ・ターン」の「タ・」と同時に、地面を踏んでいる足(踏み足)と反対の足をヒザ下から鋭く蹴り出します(こちらが蹴り足)

*********
C H E C K!
YOUTUBEチャンネル
林大成7’sRUGBY
https://www.youtube.com/channel/UCnbMgI2Et-zf3dMxu6YXCbA