スコットランド、ウェールズ、アイルランド、イタリア、南アフリカのプロクラブチームが競う「プロ14」は、現地時間9月12日に2019-2020シーズンのプレーオフ決勝がダブリンのアビバスタジアムでおこなわれ、レンスターがアルスターとのアイルランド勢対決を27-5で制し、3季連続7度目の優勝を遂げた。
今季は新型コロナウイルスの影響で長期中断し、リーグ戦が少し短縮となったが、レンスターはプレーオフ2試合を含めて17戦全勝。自分たちが2001-2002シーズンに成し遂げて以来の完全優勝となった。
前半早々、アルスターのCTBジェームズ・ヒュームに先制トライを許したレンスターだったが、失点はこの5点のみ。
青いジャージーの男たちは反撃して12分にゴールに迫り、左外で飛ばしパスをもらったWTBジェームズ・ロウがインゴールに持ち込み同点とすると、SOロス・バーンがコンバージョンキックを決めて逆転。さらにPGで加点し、13-5で迎えた後半5分にはCTBロビー・ヘンショウがインターセプトから50メートル爆走でリードを広げ、終盤には22歳の注目株FLカエラン・ドリスがパワフルに突進してゴールラインを割り、勝負を決めた。