オーストラリアで熱戦が繰り広げられてきた「スーパーラグビー AU」はプレーオフに入り、9月12日にブリスベンのサンコープスタジアムで準決勝がおこなわれ、リーグ戦で2位だったレッズが同3位のレベルズを25-13で下した。
レッズは19日の決勝に進み、リーグ戦を1位通過したブランビーズと優勝をかけて戦う。
レッズは前半9分、CTBジョーダン・ペタイアがインターセプトから60メートル以上走り切り先制。
ハーフタイム前にレベルズのWTBマリカ・コロインベテにトライを奪われ同点となったが、10-10で迎えた後半4分(44分)、レッズはCTBハンター・パイサミの突破からチャンスとなり、つないで、最後はLOラカン・サラカイアロトが勝ち越しトライを決めた。
7点リードで迎えた75分には、パワフルなボールキャリアーでもあるPRタニエラ・トゥポウのブレイクスルーからWTBフィリポ・ダウングヌが5点を追加し、勝利を引き寄せた。
レベルズは敵地で健闘したものの、後半早々にキャプテンのFBデイン・ハイレットペティがけがでベンチへ退き、54分には司令塔のSOマット・トゥームアが負傷交代、62分にはHOジョーダン・ウエレセもプレー続行不可となり、キーマンである3人のオーストラリア代表を欠いて苦しくなった。
ブランビーズ対レッズの決勝は、9月19日にキャンベラのGIOスタジアムでおこなわれる。