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ラグビーW杯で親しまれたレンジー、日本ラグビー協会公式マスコットに就任

2020.08.24

左の白毛がレン(Ren)、赤毛がジー(G)。ラグビー夏合宿の聖地、菅平高原にて撮影 ©JRFU


 日本ラグビーフットボール協会は8月24日、ラグビーワールドカップ2019日本大会で多くの人に親しまれた「レンジー」が、ジャパンラグビーの更なる発展と、世界一ラグビーを楽しむ国を目指すシンボルとして、同協会の公式マスコットに決定したと発表した。

 日本ラグビーフットボール協会の公式マスコットとしては初となる。今後はラグビーの普及活動やイベントなどで活動予定。

 日本ラグビーフットボール協会の森重隆会長は、「ラグビーワールドカップ2019日本大会で大活躍したレンジーが、ジャパンラグビーのために舞い戻ってきてくれたことを、とても嬉しく思います。レンジーは、愛情と試練の物語として日本人に長く愛されている歌舞伎の演目『連獅子』から着想を得て誕生したと聞いております。レンジーが大切にしているチームプレー、勇気、フェアプレーは、ラグビーにとって欠かせない価値であり、弊協会はその大切さをラグビーに関わる全ての皆様に、強く発信していきたく考えています。今、私たちは新型コロナウイルスの流行という試練に直面しています。目の前に立ちはだかるさまざまな困難を、ラグビー精神でレンジーと共に乗り越えていきましょう」とコメントした。