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7人制トライ王ノートンがロンドン・アイリッシュと契約。久々の15人制挑戦、東京五輪は…

2020.08.21

セブンズ界屈指のスピードスターであるダン・ノートン(Photo: Getty Images)


 ワールドラグビーセブンズシリーズで歴代最多の354トライを記録しているイングランドのダン・ノートンが、ロンドン・アイリッシュと短期契約を結び、15人制ラグビーに挑戦することが明らかになった。

 現在32歳のノートンは、グロスターに在籍していた2008年にプレミアシップ(イングランド最高峰リーグ)でプレーしたことがあるが、この約10年間は7人制に専念していたため、久々の15人制ラグビーとなる。

 セブンズ界のスーパースターであるノートンは、2016年のリオ・オリンピックにイギリス代表として参加し、銀メダル獲得に貢献。来年開催予定の東京オリンピックでもユニオンジャック入りのジャージーを着てプレーすることが期待されている。

 しかし、新型コロナウイルスの影響により経済的な大打撃を受けたイングランドラグビー協会は、コスト削減のため、8月末をもってセブンズ代表選手とは契約を更新しない可能性を示唆している。また、1年延期となった東京オリンピックも開催できるかどうかは不透明で、年内に予定していたワールドラグビーセブンズシリーズのドバイ大会とケープタウン大会が中止になったことも、ノートンがロンドン・アイリッシュと短期契約を結ぶ要因となった。

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