来年ニュージーランドで開催予定のラグビーワールドカップ2021(女子大会)への出場権をかけた、ヨーロッパ予選の日程が決まった。
同予選を通じて出場権を獲得できるのは1チームのみ。前回の2017年ワールドカップで上位の成績を収めたイングランド、フランス、ウェールズには自動的に2021年大会の出場権が与えられ、予選免除となっている。
まずは、同地区のセカンドグループに属するスペイン(世界ランキング10位)、ロシア(同14位)、オランダ(同17位)が新型コロナウイルスにより延期となっていたラグビーヨーロッパ女子チャンピオンシップで優勝を争う。
3月にオランダを下しているロシアは、10月24〜25日の週末にスペインと対戦し、この試合も勝てば次のラウンドへ進出となる。しかし、ランキング的にはスペインの方が実力上位とみられており、10月31日に予定されているスペイン対オランダの最終戦までもつれるかもしれない。
この三つ巴の戦いを制したチームは、女子シックスネーションズに属する強豪のイタリア(世界ランキング5位)、アイルランド(同8位)、スコットランド(同11位)と1枚のワールドカップ出場権をかけて争うことになり、12月5、12、19日の週末という日程で総当たり戦をおこなう。この予選で優勝したチームが本大会出場。2位チームは敗者復活の世界最終予選に回る。
女子日本代表が参加するアジア予選の日程は未定で、新型コロナウイルス感染拡大を考慮し2020年内には開催しないことが決まっている。