NTTコミュニケーションズシャイニングアークスは8月7日、「SDGs(持続可能な開発目標)」の一環として、スポーツの力を通じて海洋環境の改善に寄与したいという思いから、「LTO(LEADS TO THE OCEAN 海につづくプロジェクト)」にラグビーチームとして初めて参画すると発表した。
「LEADS TO THE OCEAN」とは、スポーツと清掃活動を軸に、新たなアプローチで海の環境問題に取り組むプロジェクト。日本最大の民間財団として半世紀以上、海の問題や社会課題の解決に取り組んでいる「日本財団」と、2005年から湘南・江の島にてビーチクリーンをおこない、清掃活動にイノベーションを起こしてきたゴミ拾い団体「NPO法人 海さくら」を中心に、2015年7月から活動している。
サッカー、プロバスケットボール、プロ野球、さらにこの度、ラグビー、アイスホッケーからも加入があり、競技・チームの垣根を越えて、全17 チームでこのプロジェクトを実施していくという。
海の素晴らしさ、人間の生活と海がつながっていること、海の汚染状況など、おしつけがましくない形で、多くの人の心に、そっと寄り添っていける活動を目指している。
各スタジアム・アリーナの外で実施しており、サポーターやファンだけでなく、近隣の人でも参加できる清掃活動となっている。
▼「LEADS TO THE OCEAN 〜 海につづくプロジェクト 〜」
https://www.uminitsuzuku.com/
▼「海と日本プロジェクト」
http://uminohi.jp/
■シャイニングアークス 山本恭子部長 コメント
2018年より千葉県浦安市をホームタウンとして活動しており、練習グラウンドがあるアークス浦安パークは浦安市の海岸線側である高洲地区に位置し、隣接する高洲海浜公園の目の前には広大な東京湾が広がっております。
海が身近な存在である私たちは、昨年度より選手が主体となって浦安市の三番瀬の清掃活動をおこなってまいりましたが、このような取り組みのご縁で「LEADS TO THE OCEAN」にラグビーチームとして初めて参加させていただく事になりました。
また、チームの所属するNTTコミュニケーションズグループでは世界中のコミュニケーションを支える海底ケーブルの敷設事業やケーブル敷設船舶の所持もしており、海とは深いつながりがございます。
浦安市は古くから海苔やあさりなどといった豊富な海の資源に恵まれ、海と共に歴史を歩んできた地域であり、この恵まれた海の資源を守り未来につなげていくため、ラグビーの「One For ALL ALL for One」の精神で、チーム・地域一体となって街・川からゴミを減らし、未来に向けて大切な海を守れるよう取り組んでまいります。