一般社団法人大学スポーツ協会は、株式会社マイナビが運営する『マイナビアスリートキャリア』と共同開発した7月下旬に開始を予定している大学運動部学生対象のデュアルキャリア形成支援オンラインサービス「デュアルキャリアプログラム」の一部コンテンツを、UNIVASオフィシャルサイトにて限定公開している。7月下旬まで。
UNIVASは、運動部学生が大学における学業を通じた専門性の習得・学生生活での学びや運動部活動を通じて、自身のキャリアを豊かにするためにさまざまなことを取り組む「デュアルキャリア」を形成することで、社会で活躍できる人材を輩出したいと考えている。
マイナビの協力のもと、新入生に向けて3月31日に「デュアルキャリアプログラム」入学準備編を公開し、大学生活を送る上での知識や心構えを伝えた。そして今回、新たに在学中の運動部学生におけるデュアルキャリア形成支援を目的とした「デュアルキャリアプログラム」を7月下旬から提供を開始する。
「デュアルキャリアプログラム」は、「オンラインセミナー」、「キャリア適性診断」、「キャリア相談窓口」の3つのサービスから構成されており、このオンラインセミナーは、経済産業省が定義する「人生100年時代の社会人基礎力」の3つの能力・12の能力要素をベースにした12のテーマで、1テーマ4カ月で年次別のテーマを実施していく。
このシーズンは、「計画力」、「主体性」の2つのテーマに取り組む。「計画力」とは、学生・競技生活、また卒業後の人生をより充実させるために、目標達成や課題解決に向けたプロセスを明らかにし準備する力のこと。一方、「主体性」とは、指示をされていないことやテーマに対して、自らの意思で決断し行動することだ。
この2つのテーマの理解促進を図るために、前女子サッカー日本代表監督の佐々木則夫氏に登場していただき、学生時代の取り組みや経験談、また指導者、選手それぞれの立場での考えを語っていただきながら、キャリア(人生)をどのように作ってきたかをアドバイスいただく。8月以降は、元ラグビー日本代表キャプテンの廣瀬俊朗氏や、WBA世界ミドル級チャンピオンの村田諒太選手が登場する予定。
UNIVASと『マイナビアスリートキャリア』は、学業、競技活動などを通じて自身のキャリアをより豊かにするために、スポーツだけでなく、さまざまなことに取り組む「デュアルキャリア」形成があたり前の世界になり、多くの運動部学生が入学前~在学中~卒業後も充実したキャリアを実現するために活動していく。
【「デュアルキャリアプログラム」サービスについて】
大学スポーツに携わる運動部学生が、自身の競技力及び運動部活動の活性化・チーム力向上とともに、個々人の「スポーツで培った能力を社会で活かし活躍できる能力」を向上させることを目的としたデュアルキャリア形成支援サービスであり、大きく以下3つのサービスから構成されている。
https://dualcareer.univas.jp/about
■オンラインセミナー
一つのテーマにおいて「動画視聴・ワーク・レポート提出・アクション・振り返り」を続けて実施する受講フローになっており、日々取り組んでいる部活動内で活かせるコンテンツを用意している。
■キャリア適性診断
「キャリア適性診断」(企業が採用や社内研修などに使う適性テストを、約7,000社に提供する日本エス・エイチ・エル[SHL社]から提供)を毎年1回受検することが可能。今の自分を知るための自己分析と、今後自分が進んでいく方向を考えるための指針に関する情報を、さまざまな角度から得ることができる。
■キャリア相談窓口
学生が将来の悩みや就職活動に関する相談をすることができる「キャリア相談」窓口を設置。「キャリア相談」では、UNIVASのパートナー企業であるマイナビアスリートキャリアの専門コンシェルジュが、無料で相談対応する。
キャリア相談窓口
https://athlete-career.mynavi.jp/contact_univas/
UNIVAS運動部学生向け会員サービス「デュアルキャリアプログラム」先行公開
今回、7月下旬からの利用開始に先駆けて、運動部学生が視聴する各テーマの説明動画の一部を UNIVASのオフィシャルサイトにて先行公開する。
https://www.univas.jp/article/14072/
※ デュアルキャリアプログラムのすべてのサービスを受講するには、「UNIVAS ID」への登録が必要になる。「UNIVAS ID」は、UNIVASに加盟している大学もしくは競技団体に所属する運動部の部員並びに関係者が登録できるID。