東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会と国際オリンピック委員会は7月17日、新型コロナウイルスの世界的大流行により、2021年に延期となった東京オリンピックの新たな競技スケジュールを発表した。
開会式は7月23日で、8月8日までの17日間、史上最多となる33競技339種目が9都道県の42会場で開催される。
7人制ラグビー(セブンズ)は東京スタジアムが会場となり、7月26日(月)~28日(水)までの3日間が男子、7月29日(木)~31日(土)が女子で、女子のメダル争いは世界中のファンの注目を集める週末の“スーパーサタデー”におこなわれることとなる。
試合は6日間とも、選手や観客に配慮して夏の暑さのピーク時を避け、午前中(9時~12時)と夕方(16時30分~19時30分/男女とも最終日は19時まで)におこなわれる。
東京オリンピックの7人制ラグビーは、男子・女子それぞれ12チームが参加することになっており、日本はホスト国として出場することが決定している。
各地域の予選などを経てすでに出場権を獲得している国は以下のとおり。残りの男子1枠、女子2枠は、世界最終予選(日程未定)で決まる。
【男子:11チーム】
日本(開催国)、フィジー、アメリカ、ニュージーランド、南アフリカ(以上、ワールドセブンズシリーズ2018-2019のトップ4)、韓国(アジア)、ケニア(アフリカ)、オーストラリア(オセアニア)、イギリス(欧州)、カナダ(北米)、アルゼンチン(南米)
【女子:10チーム】
日本(開催国)、ニュージーランド、アメリカ、カナダ、オーストラリア(以上、ワールドセブンズシリーズ2018-2019のトップ4)、中国(アジア)、ケニア(アフリカ)、フィジー(オセアニア)、イギリス(欧州)、ブラジル(南米)
ワールドラグビーのビル・ボーモント会長は、「東京オリンピックは、世界で最も優れた7人制ラグビーの選手たちにとって最高のイベントであり、大会日程が確認されたことは、特別なゲームになることを約束するラグビーコミュニティにエキサイティングな後押しとなります。新型コロナウイルスを乗り越え、東京オリンピックはスポーツと連帯の特別なお祝いになると確信しています」とコメントした。