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日野レッドドルフィンズ 新ヘッドコーチに元日本代表主将の箕内拓郎氏が就任

2020.07.03

再出発する日野レッドドルフィンズのヘッドコーチを任された箕内拓郎氏(撮影:松本かおり)


 今年3月に所属選手(当時)が違法薬物使用容疑で逮捕されて以降、原因究明とコンプライアンス徹底に努め、信頼を回復できるようチーム一丸となって取り組んでいる日野レッドドルフィンズが、2020年度の新体制を発表した。

 部長などが新しくなったほか、2017年度からFWコーチを務めていた元日本代表主将の箕内拓郎氏がヘッドコーチに新任。2014年度から指揮してきた細谷直氏はゼネラルマネージャー兼監督を退任で、退団することが決まった。

 そして、入部2年目となる日本代表3キャップ保持者のNO8堀江恭佑と、昨シーズンもチームをけん引した元ニュージーランド代表のSHオーガスティン・プルが2020年度の共同主将を務める。

 箕内新ヘッドコーチは、「チーム独自のオリジナル文化を創造し、日々成長するためのチャレンジを続けていき、今まで以上に魅力のあるチーム作りをおこなっていきます。試合会場に足を運んでくださるファン、地域、会社の方など多くの方々に感動を与え、誰からも愛され、誇りに思っていただけるチームを目指してまいりますので、引き続き熱いご声援をよろしくお願いいたします」とコメント。

 コーチ時代を含めて7年間在籍した細谷氏は、「この間、チームで多くのことを経験させてもらい感謝の念が絶えません。反面、3月の事件に対しては現場を預かってきた立場として深く責任を痛感し、多くの方々の期待を裏切ってしまったことをお詫び申し上げます。今後は箕内ヘッドコーチを中心に更なる輝きを放ってくれることを願っております。これからも引き続き日野レッドドルフィンズの応援をよろしくお願いいたします」と別れの言葉を述べた。

 日野レッドドルフィンズは7月6日よりチームとしての活動を再開する。

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