ジャパンラグビートップリーグのNTTコミュニケーションズシャイニングアークスは6月19日、昨年のワールドカップで優勝を遂げたあとチームに加わっていた南アフリカ代表選手マルコム・マークスの退団を発表した。
世界最高のフッカーと呼ばれる25歳のマークスは、南ア代表として33キャップを持つ。トップリーグ2020では開幕節からNTTコムの背番号2をつけ奮闘し、新型コロナウイルスの影響で大会中止になるまで6試合すべてに先発、そのうち2試合でマン・オブ・ザ・マッチに選ばれるなど活躍した。
海外の一部メディアによると、マークスは2020-2021シーズンも日本でプレーする意向で、同じ南ア出身の名将、フラン・ルディケがヘッドコーチを務めるクボタスピアーズへ移籍するのではないかと報じられている。
NTTコムからはマークスのほか、9年在籍しシャイニングアークスの頭脳と呼ばれた元ニュージーランド代表のLOロス アイザック(35歳)、8年在籍したPR小野慎介(30歳)、6年在籍したHO須藤拓輝(28歳)、2年在籍した南ア出身のLO/FLロバート・クルーガー(32歳)も退団することが決まった。