ラグビーリパブリック

引退したレジェンド大野均、東芝ブレイブルーパスの普及担当に就任。

2020.06.15

選手時代、ベンチから試合を見る大野均(中央)。今後はラグビー普及に取り組む(撮影:松本かおり)


 ジャパンラグビートップリーグの東芝ブレイブルーパスは6月15日、選手として19年間在籍し、2019-2020シーズンを最後に引退した日本代表歴代最多キャップホルダーの大野均氏(42歳)がチームの普及担当になることが決まったと発表した。

 大野氏は5月22日におこなった引退発表会見で、「1年ほど前から膝の痛みが出てきて回復せず、また、昨年のワールドカップでの日本代表の躍進や、東芝のラグビー部内でも若い選手の台頭が見られ、とても頼もしく感じ、これ以上、選手としてやり残したことはないと思い、引退を決意しました。今後は、私を育てていただいた株式会社東芝、東芝ブレイブルーパスに恩返しができるような活動をしながら、大野均として、これから自分ができること、自分にしかできない道を見つけて、日本ラグビー界に貢献していきたいと思っております」と語っていた。

 また、トンガ出身で高校生のときに来日し、U21日本代表やセブンズ日本代表にもなり、選手引退後、昨年度までNECグリーンロケッツの通訳を務めていたフォラウ愛世氏がブレイブルーパスの通訳に就任した。

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