ラグビーリパブリック

6月13日、ラグビーが戻ってくる!! 世界最高峰リーグがNZで再開

2020.06.01

NZ代表として2019W杯でも躍動した戦士たちが、スーパーラグビー最高峰のレベルで覇を競う

 ラグビーファンの雄叫びが聞こえてきそうだ。

 待ちに待ったラグビーの試合、NZの強豪たちが集う「アオテアロア」がいよいよ6月に放送・配信される。

 国内最大4チャンネルのスポーツテレビ局、株式会社ジェイ・スポーツは、6月13日(土)からラグビー中継を再開! 世界最高峰のクラブリーグ・スーパーラグビーにおいて最激戦区をなすNZの5チームによる「スーパーラグビー2020 アオテアロア」を6月全試合含め注目試合を放送する。

 新型コロナウイルスの影響で中断してから約2か月、南半球強豪4か国に日本を加えた5か国計15チームが参加するスーパーラグビーは、ニュージーランド5チーム(クルセイダーズ、チーフス、ハイランダース、ハリケーンズ、ブルーズ)による国内大会として世界のラグビー主要リーグで最初の再開を迎える。

 6月13日(土)から8月16日(日)にかけて毎週土曜日・日曜日に1試合ずつ、10週間にわたり合計20試合を開催。中断前の結果は持ち越されずに、10節終了時点の勝点により勝者を決する。

 見どころは、常勝軍団ニュージーランドのスーパースターたち。

 史上最多10回の優勝を誇る王者クルセイダーズの注目は、ラグビーワールドカップ2019™でオールブラックスの司令塔としてチーム最多得点をあげたSOリッチー・モウンガと、同大会で3兄弟揃ってのトライで話題を集めた一人で今年から新キャプテンに任命されたLOスコット・バレット。

SRでは3連覇達成のクルセーダーズ。SOモウンガらHB団の「管制システム」には安定感
同じくクルセーダーズのLOスコット・バレットは今年、主将を務める。20歳でのデビュー以来7年が経つ

 2015年から3年間リーチ マイケルが所属し8年連続でプレーオフに進出しているチーフスの注目は、端正な容姿に天性のラン 、キック前の微笑みで大人気のSO/FBダミアン・マッケンジー。前十字靭帯断裂でラグビーワールドカップ2019の出場を逃した微笑みの貴公子が、再起をかける。

チーフスは13日にハイランダーズと対戦(試合はLIVE予定)。地上での躍動はもちろん、ハイボールの強さもみてほしいマッケンジー

 チーフスと開幕戦で対戦するハイランダーズは、田中史朗がスーパーラグビー日本人初出場を果たしたチーム。中心は、身長171cmと小柄ながら正確かつ素早いパスを操る世界的SHアーロン・スミス。31歳のベテランがアタッキングラグビーをけん引。

対するハイランダーズSHはアーロン・スミス。密集などからのパスは、そのフォームもボールの軌道も美しい

 6月14日にブルーズと対戦するハリケーンズは、5年連続ベスト4の強豪。NZ首都ウェリントンに本拠地を置く。オールブラックスでアーロン・スミスとSHの座を競うTJ・ペレナラは、HAKA(ハカ)のリーダーとしても有名だ。試合前の雄叫びは迫力満点でハリケーンズではキャプテンとしてリーダーシップを発揮。HOダン・コールズ、FLアーディー・サヴェア、CTBンガニ・ラウマペ、FBジョーディー・バレットら実力者を結束させて王者奪還を狙う。

ハリケーンズをアグレッシブに引っ張るSHペレナラ。左足からのキックの正確さも武器

 ハリケーンズを、ホームのオークランドに迎え討つ、古豪ブルーズ。復活の鍵を握るのは、9年在籍したハリケーンズから移籍したニュージーランドの至宝SO/FBボーデン・バレット。キックを交えたゲームコントロールは一級品で、一瞬で相手を抜き去るスピードに加えて判断力の高さも併せ持ち、攻撃をつかさどる。

 こうした錚々たるキャストで繰り広げられるスーパーラグビー2020 アオテアロア。

 開幕節、6月13日(土)「ハイランダーズ vs チーフス」と、6月14日(日)「ブルーズ vs ハリケーンズ」の2試合はJ SPORTSで無料生中継&無料LIVE配信される予定だ。また、大会の魅力をお届けする「スーパーラグビー2020 ナビ【世界最高峰リーグ再開編!】」はラグビー公式サイトにも公開。

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