ラグビーワールドカップ2019日本大会を制した南アフリカ代表のメンバーのひとりであるウォリック・ヘラントが、高校卒業後から在籍していたブルズを去り、ストーマーズに移籍することが5月20日に発表された。
この日が25歳の誕生日だったヘラントは、FB、WTBでプレーでき、南ア代表として9キャップを持っている。昨年のワールドカップではプールステージのナミビア戦とカナダ戦に出場し、両試合でトライを挙げ勝利に貢献した。
ストーマーズのバックラインからは、南ア代表キャップ保持者のディリン・レイズが退団してフランスのラ・ロシェルに移籍することが決まっており、新戦力となるヘラントへの期待は大きい。
スーパーラグビー初優勝を目指すストーマーズには、将来の南ア代表のエース候補のひとりといわれる22歳のユーティリティBKダミアン・ヴィレムセがいるが、ジョン・ドブソン ヘッドコーチはヴィレムセをSOに落ち着かせ、ヘラントをFBに据える構想を練っているようだ。