ジャパンラグビートップリーグのNTTドコモレッドハリケーンズは5月18日、2019-2020シーズンをもって退団することが決まった9選手を発表した
11年在籍し、副将を務めたこともあるFB才口將太(34歳)が勇退。才口はレッドハリケーンズの公式サイトで、「スピードもパワーもない私が11年間社会人でプレーできたのは、下沖さん、アンガス、ラッツ、レイソー、箕内さん、功さん、ヤミー等ハードワークの大切さを教えてくれたコーチと出会えたからです。結果が出ず苦しい時もありましたが、思い出すのはチームメイトと笑って過ごした楽しい時間ばかりです。これからはファンとしてチームの活躍を見られることを楽しみにしています。最後に、自分の選択を常に尊重してくれた両親、目標でいてくれた兄、一番のサポーターでいてくれた妻と二人の息子に感謝しています。最高のラグビー人生でした!」とコメントしている。
そして、一時帰国を挟んで6年在籍し、サンウルブズでも活躍した元南アフリカ代表のFBリアン・フィルヨーン(37歳)もレッドハリケーンズを去り、「チームを離れることは寂しいですが、この感謝の気持ちはこの先も途絶えることはありません」と別れの言葉を述べている。
9年在籍したFL辻井宏介(32歳)も新たな道へ進み、3年在籍したPR趙隆泰は26歳の若さで引退を決めた。
そのほか、元マオリ・オールブラックスのLOキーパ・ミーウィット(33歳)、南アフリカ出身のPRジャックス・ヴァンローエン(33歳)、韓国代表のLOキム・サンジン(26歳)、オーストラリア出身のSHジャック・グラント(26歳)、ニュージーランド出身のSOリンカーン・マックラウチ(21歳)も退団した。