2012年、日本代表がエディー・ジョーンズ ヘッドコーチ体制となって動き出す時に主将となったのが、のちにドラマ『ノーサイド・ゲーム』に出演するなど、現在、広く活躍する廣瀬俊朗さんだった。
2季に渡りジャパンの先頭に立った。
2015年、ワールドカップのメンバーにも選ばれた。試合出場は成らなかったがチームを支えた。
ラグビーマガジンはその廣瀬さんに何度も取材を重ねてきた。2019年のワールドカップ前に誌面に登場してもったときの言葉が、下記だった。
【廣瀬俊朗さんの金言】
「憧れられる存在になろう。4年前(2015年)、イングランドでのワールドカップで、日本代表は南アフリカに勝ちました。その日本代表が、最初に掲げた目的がそれでした」
「子どもたちがラグビーをやりたくなるようなプレーをしよう。お父さん、お母さんが、子どもにラグビーをやらせたいと思うような試合をやろう。なんのために勝つのか、なんのために戦うのか。それが、僕らの大義でした」
「南アフリカに勝つ。そんなことができたのは、しっかり準備をしたからです。そして、みんなチームが好きだったから。チームが好き、仲間が好きでないと、ハードワークはできない。目的も達成できない。本当にいい仲間たちでした」
「2015年大会への道が始まった時、国歌をしっかり歌おうと決め、普段から、外国人選手たちと練習をしました。みんなで力を合わせる。そんなことを普段から繰り返し、いい仲間たちになった。キャプテンだけでなく、いろんな人が自ら動いて、絆は太くなっていった」