ラグビーリパブリック

ラグビー金言【2】立ち止まるな。私は宇宙に行くまで35年かかった。

2020.05.01



 宇宙飛行士の星出彰彦さん(宇宙航空研究開発機構)はラグビーマンだ。
 1968年、東京生まれ。ラグビーマガジン の2009年2月号(2018年12月発売)の巻末インタビューに登場した時には39歳だった。

 2018年6月、スペースシャトル「ディスカバリー号」で初めて宇宙に行った。そのとき、携行できる公式飛行記念品の中のひとつに日本代表ジャージーを入れた。
 宇宙での行動について、「飛行士にとってもっとも大切な能力のひとつは、状況把握能力。時間、まわりの状況などを理解し、行動する。ラグビーの試合の時、時間、地域を考え、誰がどこにいるか分かった上でプレーするのと似ています」と話した。

 国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在クルーのISSコマンダー(船長)に指名され、現在訓練中の星出さんは、茗溪学園中学・高校時代は水泳部所属も、授業で楕円球を追った。
 高校2年の途中からシンガポールに留学。そこで高校のラグビー部に入った。WTBだった。
 慶大入学後は理工学部体育会ラグビー部で4年間プレー。WTB、SHで活躍した。

 巻末インタビューの取材時の星出さんは、子どもたちに「どうやったら宇宙飛行士になれますか?」と問われた時、いつも、こう答えると話した。

【星出さんの子どもたちへのアドバイス】

「3つのことを言います。好きなことを見つけ、とことんまで突き詰めてください。いろんなことに関心を持ってチャレンジしてください。仲間を大切に。
 そして、最近付け加えていることがあります。
 必ず壁にはぶつかる。でも、そこで止まらない、ということです。
 私は4歳で初めて宇宙に行きたいと思い、その夢が叶うまで35年かかりました。その間、失敗もありました。飛行士の試験に受かったのも3回目のことです。
 失敗するとへこむけど、立ち止まらなかった。仲間のサポートがあり、応援してくれる人もいたからです。人は、ひとりでは生きられないと言いますが、本当なんですよ」


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