MENU・ゼロ
手を洗おう! [手洗い環境がなくても大丈夫]
「どこでも練習できる:」とうたうビデオ・セッションでは、練習次の手洗いについて提案。手洗い環境の整わない場所でも、コーチが準備した洗浄剤、お湯(ポットのお湯を水で緩くしたもの)で、しっかりと洗うことを提案している。ボールもスプレーで消毒。
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M E N U 4 ビープゲーム
やり方
・コーチは「20秒→10秒→20秒」の間隔でビープ音を鳴らす
・ボールを持ってスタート、ダッシュ!
・途中、ボールを置き、ターンして戻ってくる途中でピックアップ、スタートラインで次の子にパス。
・以上を、20秒のビープ音が鳴る前に完了させる
・パスを受けた子は、次(10秒後)のビープ音でスタート!
・リレー形式で、隣のペアと競争してもG O O D
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「公園で、知らない子と遊べるスポーツに」
サッカーなら、公園で初めて会った子とでも一緒に遊べるけれど、ラグビーだと入ってきてくれない。ゲームを工夫することで、少しハードルを下げて、仲間作りができたらいいなと。考えているのが、MENU 5(次に紹介)のようなミニゲーム。これなら、公園で知り合った子とも一緒に楽しめます!
前にパスもあり、とか、バスケットに近いルールにするなど、他にも無限のバリエーションが考えられるはずです。ラグビー的な正しさよりも、その場にいる子たちが楽しめるルール作りをすることがコツです!(低学年コーチ・川北忠勝さん)
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M E N U 5 ミラーゲーム
やり方
・2人一組で2㍍間隔を保ち、向き合う
・ボールを持った側が、コーチの手のシグナルに反応して前後左右に動く。
・パートナー(ディフェンダー)は、2㍍間隔を崩さないように
★ <応用編> ミラー&タックル
やり方
・アタック2人対ディフェンス2人。ボールは1つ
・コーチの合図に反応して、前後左右に動く
・コーチが両手を上げたら、アタックはボールをパートナーにパス
・パスと同時に、受け手は相手を抜く。守備二人はキャリアにタックルにいく
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失敗してもいい、雰囲気で。
あるスキルに失敗したとしても、それは子供の貴重な体験になっています。楽しくやることを一番に考えて欲しい。配信動画でも、失敗の場面は隠さず、なるべくそのまま使っています。(幼児クラス・内藤央真)
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【解説】
ドリル(練習)ではなく
チャレンジ!
ラグビーチャレンジは、ドリルというよりも、「できるかどうか、やってみよう」と挑戦を促すももの。
できなければそれぞれに練習をし、もしクリアできたら、その動画を撮ってクラブ宛に送るよう案内している。内藤さんたちコーチ陣は手応えを感じている。
「送ってきたものを見ると、ほとんどみんな成功していないんです(笑)。初回は、『ウチもやってみたよー』みたいなものが多い。でも、それでもいいと思っています」
この試みは、東京都のスクール代表者のネットワークで紹介され、ブリティッシュスクールのつながりで海外にも伝わった。S I R Cのビデオ・セッションはボーダーを超えて活用されている。
仲間との遊び、学び、なんでもないやりとり。
ラグビーの場は、そこに関わる人に楽しみや安らぎをもたらしている。また、子どもたちの成長にとって、遊びは切実な糧でもある。活動再開までの間も、子どもたちが笑顔で過ごせるように、また、W杯でラグビーにコミットしてくれたファミリーとしっかりと絆を保てるように。
渋谷インターのビデオ・セッション活動はもう少し続きそうだ。
[ おわり ]
●協力◎一般社団法人渋谷インターナショナルラグビークラブ
創立◎2017年 部員数◎180人(幼児〜高校生) 👉英語でプレーする「日本唯一」のラグビースクール。[一人ひとりの個性を生かしたコーチング]がモットー。多国籍の有資格指導者が、基礎から、安全なスキルの獲得をサポート。ファミリーを含めたメンバーが、コミュニケーションできるラグビーコミュニティを目指している。練習場所◎昭和女子大学キャンパス内
連絡先◎info@shibuyarugby.com