ラグビーリパブリック

「クルセイダーズに学ばなければ」 サンウルブズ大久保ヘッドコーチ

2020.03.14

クルセイダーズの選手に止められるサンウルブズのタウタラタシ・タシ(撮影:松本かおり)


 国際リーグのスーパーラグビーに参戦している日本チームのサンウルブズは3月14日、オーストラリアのブリスベン・サンコープスタジアムでクルセイダーズ(ニュージーランド)と対戦し、前半は競ったものの14-49で敗れた。
 試合後、大久保直弥ヘッドコーチと森谷圭介キャプテンがコメントを発表した。


<大久保直弥ヘッドコーチ>
 クルセイダーズがなぜスーパーラグビーのチャンピオンなのかという理由が、今日の試合でわかったと思います。彼らは後半、(レッドカードとイエローカードを提示され人数が)13対15になった時でも、自分たちがどうディフェンスするべきかしっかり理解していました。逆に我々は、そういった場面で曖昧な部分がゲームにそのまま出てしまったと思います。クルセイダーズは何をここでやらなければいけないかが明確でした。学ばなければいけません。
 前半のようにハイテンポのアタックを少なくとも50~60分継続しなければ勝負できません。スクラムにしてもラインアウトにしてもバックスのコンビネーションにしても、小さな違いが結果を大きく変えてしまうことにつながることを、ここまでの試合で何度も見てきました。精度を上げることはまだまだ改善できると思います。


<森谷圭介キャプテン>
 個人的にはミスの方が多かったです。チームとして動けていた時はやはりいいプレーができます。しかしそういったプレーが途切れてしまうのは、コネクションが足りない部分もありますが、自然とコミュニケーションをとって集中してる時は、前半のように戦うことができるチームにはなっていると思います。獲りきれるところをしっかり獲りきり、最後にスコアに結びつけられるようにさえなれば、勝てるチームになると思います。

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