日本ラグビー協会は3月2日、今月下旬に埼玉・熊谷ラグビー場で開催を予定していた「第21回全国高校選抜ラグビー大会」の中止を決定したと発表した。
新型コロナウイルスの感染拡大を防止することを目的として、政府より、3月2日から全国すべての小中高校や特別支援学校の休校が要請されたことから、日本ラグビー協会はこの時期での高校生以下の大会の実施を避けるべきと考え、中止とすることが適当と判断したという。
日本ラグビー協会の新井均 特任理事は、「高校生の憧れの大会として、『冬の花園』に次いで『春の熊谷』が定着し、試合を楽しみにしていらっしゃいました多くの皆さまに心よりお詫び申し上げます。新型コロナウイルスの感染拡大を防止する政府からの基本方針を勘案し、選手やスタッフ、皆さまの安全を守るために決定したものであることをご理解頂ければ幸いです。今回の大会中止は大変残念でありますが、今後とも高校ラグビーの応援をよろしくお願い申し上げます」とコメントした。