NTTコミュニケーションズシャイニングアークスは2月14日、2015年から在籍していた小倉順平(27歳)の退団を発表し、同選手が国際リーグのスーパーラグビーで戦っている日本チームのサンウルブズに加入することを明らかにした。
シャイニングアークスは次のようにコメントしている。
「シーズン途中ではありますが、この度シャイニングアークスの小倉選手がスーパーラグビーチームサンウルブズに移籍となりました。本人とチーム間とで十分な話し合いを設けた結果、トップアスリートとしての本人の夢とこれからのチャレンジを応援する形となります。今後とも小倉選手のご活躍とシャイニングアークスのご支援を何卒よろしくお願いいたします」
スタンドオフとフルバックでプレーできる小倉は、2017年にもサンウルブズの一員となり、スーパーラグビーで9試合出場したことがある。同年には日本代表にも選ばれ、4つのテストキャップを獲得している。
シャイニングアークスではレギュラーとして考えられ、今年の国内最高峰トップリーグでは、2月2日の第4節まで全試合に出場(1節と2節は10番で先発、3節は途中出場SO、4節は15番で先発)していた。
今季トップリーグは、昨年秋に日本でラグビーワールドカップが開催されたため大会スケジュールが例年と異なり、1月12日開幕で5月9日までおこなわれる。同時期はスーパーラグビーシーズンでもあり、選手はトップリーグとスーパーラグビーの両方でプレーすることは難しい状況にある。