2020スーパーラグビーに挑むサンウルブズ（日本チーム）のキャプテンが決まった。パナソニック ワイルドナイツ所属でジュニア・ジャパンの経歴を持つCTB/FBの森谷圭介と、元オーストラリア代表FL/NO8でスーパーラグビー出場通算100試合到達目前の経験豊富なジェイク・シャッツが任命され、共同主将制で臨む。
「今回、キャプテンという素晴らしい役割を与えてもらい、いいチャレンジだと思っています。チームとしても個人としても成長できるように努力したいです」
そう意気込む森谷は初のサンウルブズ入りで、スーパーラグビー初挑戦。チームは外国人選手が多く、日本人スタッフとのコミュニケーションや、プレー中も日本人選手と外国人選手がうまく連携できるよう、チームの中心となってやっていきたいという。
「（プレシーズンの）この4週間でそれぞれの選手の性格やプレーの特徴も理解し合えるようになってきました。とにかく今できることを精いっぱい出し切って日々成長することで、チームとして一つになっていければと思っています」
母国オーストラリアのレッズやレベルズでスーパーラグビー92試合出場の経験があるシャッツは、チームのキャプテンに選ばれたのは初めてという。
「このような機会をいただき、とにかく光栄です。森谷選手との共同キャプテンなので、それぞれのポジションごとに彼はバックス、私はフォワードのリーダーとして、プレーでチームを率いていくのは一番大事なことですが、選手同士、コーチと選手、とにかくいろいろな場面でコミュニケーションの中心にいることが自分の役割だと思っています」
ニューフェイスが多く、多国籍、さまざまなバックグラウンドを持つ選手が集まったサンウルブズ。シャッツは、「皆ハングリーで、とにかくエネルギーがあってタフな選択ができる選手が揃っている」と自信を持つ。
「今シーズン、コーチ陣のゲームスタイルに自分たちがいかに適応して、それぞれの持っているスキルをうまく引き出せるかがキーになってくると思います」