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セブンズ日本代表&豊田自動織機のリサラ、豪州ワラターズに加入!

2020.01.23

セブンズで国際舞台を経験しているシオシファ リサラ。次はスーパーラグビーに挑戦(Photo: Getty Images)


 セブンズ日本代表の経歴を持ち、豊田自動織機シャトルズのCTB、WTBとしてトップチャレンジリーグでの戦いを終えたシオシファ リサラが、スーパーラグビーのオーストラリアチームであるワラターズに今季加入することが決まった。1月23日に両クラブが公式発表。シドニーを本拠地とするワラターズの新しい指揮官は、豊田自動織機前ヘッドコーチのロブ・ペニーであり、リサラの能力をよく知っている。

 リサラはトンガ出身で、2月に26歳の誕生日を迎える。トンガカレッジ、花園大学を経て2018年に豊田自動織機シャトルズに加入し、日本国籍も取得している。現在、東京2020オリンピックの候補メンバーには入っていないが、セブンズ日本代表としてワールドラグビーセブンズシリーズなどでもプレー経験がある。

 ワラターズ入りが決まったリサラは豊田自動織機を通じ、「ワラターズでプレーできることに大きな喜びを感じております。世界最高峰のリーグであるスーパーラグビーでプレーすることが非常に楽しみです。シャトルズの代表としてプライドを持ってチャレンジし、レベルアップして戻ってまいります」とコメントした。

 ペニー新ヘッドコーチは、「シオシファはすばらしいスキルを持っており、バックラインに深みを与えるだろう。彼は驚異的なアスリートだ。優秀なチームマンであり、うまくフィットすることは間違いない。私たちのチームにとって、本当にエキサイティングな追加選手になると思う」と期待している。

 昨季12位からの捲土重来を狙うワラターズは、今季開幕を敵地で迎え、2月1日にニュージーランドのネルソンで前王者のクルセイダーズと対戦する。

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