ラグビーリパブリック

第1回ラグビーアカデミーSupported by リポビタンD

2020.01.17

廣瀬俊朗氏(左)と大野均選手。子どもたち一人ひとりと目を合わせ触れ合った

「お母さんが一生懸命作ってくれたごはんを、毎日残さず食べたから」


 子どもたちからの質問タイム。


「どうしてそんなに大きいの」と聞かれた大野均選手の答えには、ママたちからも歓声が上がった。

 2019年12月15日、都内・大田区のグラウンドにて元日本代表選手によるラグビー体験教室が開催された。指導にあたったゲストは、廣瀬俊朗氏、大野均選手(東芝ブレイブルーパス)、そしてラグビーアカデミーワイルドナイツスポーツプロモーション代表の三宅敬という豪華な顔ぶれだ。この催しは大正製薬が発足させた、全国にラグビーを普及させるプロジェクト。「ラグビーアカデミーSupported by リポビタンD」、その第1回目だ。


 当日は3歳から15歳までの子どもたち105名が参加した。廣瀬氏、大野選手の登場時は二人のもとに駆け寄って歓迎していた。メインとなる2時間ほどの練習指導では、参加者たちはみんな熱心に、ゲストコーチたちの言葉に耳を傾けた。

「あっという間で面白かった」

「新しいワザを教わってためになった」と満足そう。

 その後は質問タイムを挟み、大野選手からは「みんなの友達にも、ラグビーの楽しさを伝えてほしい」とメッセージ。廣瀬氏からは、「コーチからの指導がたくさんあるかと思うが、まずは自分がどうなりたいかの考えを持って」とエールが送られた。

 満足そうな子供達の背中を見送りながら廣瀬氏は、イベントに込められた願いを代弁した。

「このような触れ合いを通じて、プロスポーツ選手が遠い存在ではないこと、子ども達が少しずつ日々努力を続けることで目指せる存在であることを感じてもらいたい」。

 子どもやパパやママにももっとラグビーを楽しんでもらいたいーー次の世代の選手育成を後押しするプロジェクトが、早くも年内にスタートを切っていた。

集まった子供達105名には、大正製薬からボールなどうれしいプレゼントも