スーパーラグビーの日本チームとして、参戦ラストイヤーとなる2020年シーズンに臨むサンウルブズは、1月6日から千葉県市原市で始動する。その前日、クラブを運営するジャパンエスアールは新たな招集メンバー2人と、練習生4人を発表した。
サンウルブズ2020スコッドに今回加わったのはPRで、ニュージーランド出身のクリス・イーヴズと南アフリカ出身のヘンカス・ファンヴィックが名を連ねた。
32歳のイーヴズは、誇り高きマオリ・オールブラックスの一員としてプレーしたことがあり、スーパーラグビーはハリケーンズの選手として85試合に出場した経験がある。
27歳のファンヴィックは、かつて宗像サニックスブルースに在籍し、サンウルブズには2018年から3季連続の参加となった。昨年11月には世界中のトッププレーヤーが集まるバーバリアンズにも招待されており、経験豊富だ。
練習生として参加するトレーニングスコッドには、昨年、ジュニア・ジャパンやU20日本代表として桜のジャージーを着た慶應義塾大2年のHO原田衛が選ばれている。学生ではもうひとり、摂南大に在籍する台湾出身のPR郭玟慶も参加が決定した。そのほか、東京ガスに所属する南アフリカ出身のFL/NO8ジャスティン・ダウニーも加わり、元オーストラリア代表のレジェンドであるティム・ホランの息子、CTBアレックス・ホランもサンウルブズの練習生となり、昇格を目指す。