ラグビーリパブリック

チケット売れ行きの勢いやまず。トップリーグ全チーム、一堂に会す

2019.12.27
姫野和樹、流大ら日本代表選手も並んだトップリーグのキャプテン・セッション(撮影:松本かおり)

姫野和樹、流大ら日本代表選手も並んだトップリーグのキャプテン・セッション(撮影:松本かおり)

 全16チームのキャプテンが集結、本音トークでシーズンの前哨を繰り広げた。

 12月25日、都内ホテルにて「ジャパンラグビートップリーグ2020 プレスカンファレンス」が行われ、今季リーグの概要が発表されるととともに、各チームのキャプテンらが集まりチームへの思いを語った。

司会は、今年もアンバサダーを務める俳優の山崎紘菜さん、矢野武アナウンサー。パナソニックワイルドナイツの日本代表HO、坂手淳史に新主将となった感触を聞くと「W杯(ワールドカップ)から戻ってすぐの時期に主将を打診された。今年は勝ちたい(優勝)。開幕が楽しみ」と笑顔で応えた。これを受けてコメントしたのは、開幕で対戦するクボタスピアーズの立川理道主将。「開幕戦を『楽しみ』なんて言っているチームに負けたくないです!」とかみついて周囲を笑わせた。

 2019W杯のメンバーに入らなかった立川は、ニュージーランドの伝統ある州選手権NPCに参戦した。

「戦術面など粗削りなところはあったが、それ以上に、若い選手の勢い、ハングリーさを感じてプレーできたことが新鮮だった。地域色もあって、ホーム、アウェーで試合の雰囲気も全然違う。選手としてすごくいい刺激になった」

 さまざまなバックグラウンドを背負った選手たちが16色のジャージーをまとって戦うトップリーグ は1月12日に開幕する。

 カンファレンス冒頭、太田治チェアマンは、今季の集客目標に過去最高の60万人を掲げた。これまでにないラグビー熱の高まりで、JRFUのファンクラブ会員は新規に2万人が登録をしたという。トップリーグ については昨季全期間の前売り券チケット売り上げ数の、ほぼ倍のチケットがすでに売れている(昨年比、現時点で94%の伸び)。