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布巻、谷田部、ツポウはワイルドナイツからサンウルブズに! スーパーラグビー参戦へ

2019.12.09

国際リーグのスーパーラグビーで戦うことを決めた布巻峻介(Photo: Getty Images)


 スーパーラグビーに参戦する日本チームのサンウルブズを運営するジャパンエスアールは12月9日、2020シーズンのサンウルブズに加わる新たなメンバーとして、パナソニック ワイルドナイツに所属するFL布巻峻介、LO谷田部洸太郎、FLツポウ テビタの3選手の加入が決まったと発表した。

 2020年のスーパーラグビーは1月31日に開幕で、レギュラーシーズンは5月30日まで。ジャパンラグビートップリーグ2020(1月12日~5月9日)と開催時期が重なるため、両立は難しく、今回サンウルブズ初参加となるツポウは、「パナソニック ワイルドナイツの試合には出ませんが、パナソニック ワイルドナイツの代表として頑張ってきたいと思います!」とコメントしている。

セブンズ日本代表の経歴を持つツポウはスーパーラグビー初挑戦

 パナソニックの前主将である布巻は、2017、2018年以来のサンウルブズ参加。ラグビーワールドカップ2019の日本代表トレーニングスコッドの一員でもあった27歳は、今回の決断を次のように語っている。
「今シーズン、サンウルブズでスーパーラグビーに挑戦することになりました。今回、トップリーグと時期が重なったにも関わらず、送り出してくれるパナソニック ワイルドナイツには本当に感謝しかありません。今回の挑戦は自分の中でも難しい決断になりましたが、今の自分にはスーパーラグビーへの挑戦での成長が必要と考え、このような決断に至りました。また、今回の挑戦によりスーパーラグビーのレベルの高さ、サンウルブズの価値をすべての選手、ファンの方々にも知って欲しいと思います。今後のラグビー界をトップリーグと共に盛り上げていけるよう、努力していきます。パナソニック ワイルドナイツを少しの間離れますが、必ず成長して帰ってきて、また離れている間も一番応援している一人として関わっていきたいと思います」

 そして、2017年にサンウルブズで6試合出場した経験を持つ元日本代表LOの谷田部は、3年ぶりのスーパーラグビー参戦となり、「サンウルブズで今ある自分の力を出せるように、また、サンウルブズでの経験を今後の自分に活かせるようにしっかりやっていきたいと思います」とコメントした。

2017年にサンウルブズを経験している谷田部洸太郎(Photo: Getty Images)
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