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次はセブンズだ! 南ア、東京五輪へ向けワールドシリーズ好発進。女子はNZがドバイ制す。

2019.12.08

東京五輪を目指しセブンズ南ア代表に復帰したロスコ・スペックマン。大活躍で最高の笑顔(Photo: Getty Images)


 2019年はラグビーワールドカップ日本大会優勝で歓喜に沸いた南アフリカだが、2020年は7人制ラグビー(セブンズ)が実施される東京オリンピックの金メダル候補として国民をワクワクさせるに違いない。

 男子7人制代表の強豪が約半年にわたって世界各地を転戦しながらシーズン王者を決める「ワールドラグビーセブンズシリーズ 2019-2020」が、創設から50年目を迎えたドバイセブンズで幕を開け、南アフリカが優勝した。
 昨季総合チャンピオンのフィジーがベスト8入りを逃す波乱のなか、南アはアルゼンチン、サモアを下して決勝に進み、決勝ではニュージーランドの堅守を崩して15-0で競り勝った。
 ブリッツボッカの愛称で知られる7人制南ア代表には、しばらく15人制に専念していたスター選手のロスコ・スペックマン、シアベロ・セナトラなどが復帰し、今大会でも活躍。若い選手も成長してきており、チーム内競争激化でレベルを高めている。

 ドバイで同時開催された女子(ワールドラグビー女子セブンズシリーズ 2019-2020・第2ラウンド)は、ニュージーランドが優勝した。
 ニュージーランドは、第1ラウンドを制していたアメリカを準決勝で下すと、決勝ではカナダと対戦。2点ビハインドで迎えた試合終了間際、敵陣深くのブレイクダウンでターンオーバーし、ゲイル・ブロートンが逆転トライを決め、17-14で劇的勝利となった。

ドバイで誇らしく舞った女子NZ。複数の主力選手を欠いていたがチーム力の高さを示した(Photo: Getty Images)

 招待チームとしてドバイ大会に参加したセブンズ日本代表は、男子女子とも最下位だった。

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