ラグビーリパブリック

男子セブンズ日本代表、ドバイで最下位。コアチーム相手に全敗。

2019.12.08

ドバイで貴重な経験をした藤田慶和(10番)とジョセ・セル(Photo: Mike Lee - KLC fotos for World Rugby)


 東京オリンピック開幕まで8か月を切ったなか、男子セブンズ日本代表は強豪国が集う「ワールドラグビーセブンズシリーズ 2019-2020」の第1ラウンド・ドバイ大会に招待チームとして参加したが、4戦全敗で最下位に終わった。
 大会最終日の12月7日、プールステージの成績がワースト2だったウェールズと15位決定戦に臨み、12-38で敗れた。

 ウェールズ戦、日本は今大会初めて先制した。前半3分、ラインアウトからのスピーディーな展開で山内俊輝がフィニッシュ。すぐに逆転されたが、6分には彦坂匡克が自陣10メートルラインからハンドオフで抜け、そのまま走り切り再び先行した。

 しかしハーフタイム前、キャプテンの吉澤太一が危険なタックルでシンビンとなり、数的不利のなか、ウェールズにトライを奪われ、コンバージョンキックも決まり12-14で折り返した。

 後半の序盤も6人の日本に対し、ウェールズはすばやくワイドにボールを動かし、大外を攻略してトライを挙げた。

 日本はその後、後藤輝也がチャンスメイクしたシーンもあったが、サポートした仲間が痛恨のフォワードパスで悪い流れを止められず。助かったウェールズはまもなく、自陣深くからの逆襲でトライを決め、点差を広げた。日本は5分と終了間際にもパスミスからピンチを迎えて連続失点し、悔しい敗戦となった。

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