ドバイセブンズ(ワールドラグビーセブンズシリーズ 2019-2020 第1ラウンド)の初日に昨季王者のフィジーと競った男子セブンズ日本代表だが、大会2日目の12月6日は同じプールAのフランスに5-41、アルゼンチンに7-33で敗れ、3戦全敗で同組の最下位となった。
フランス戦は、ターンオーバーされた直後、あるいは反則でボールを失ったあとすぐに失点したシーンが多く、フランスに7連続トライを奪われ完敗となった。
日本は最後の攻防で意地を見せ、キャプテンの吉澤太一がトライを決め一矢報いたが、ワンサイドゲームで大差がついた。
アルゼンチン戦は、前半2分に相手のパワフルなランナーを吉澤が止められず、4分には敵陣22メートルライン付近まで攻め込みながら藤田慶和がパスをインターセプトされ、連続失点。6分にも2人がかりのタックルを突破され、アルゼンチンペースとなった。
日本はハーフタイム前、ジョセ・セル、桑水流裕策らの力走、ハードワークで攻め上がり、吉澤のトライで流れを変えたかと思われたが、後半2分、PKをもらったアルゼンチンがタップからのファーストアタックでサインプレーを見事に決め、点差を拡大。
終盤、危険なタックルをしたアルゼンチン選手にイエローカードが出て数的有利となった日本だが、パスミスなどでチャンスを逃し、逆にフルメンバーに戻ったアルゼンチンにダメ押しトライを決められ、2試合連続の完敗となった。
最終日、日本は15位・16位決定戦に臨むこととなり、ウェールズと対戦する。