「HSBC ワールドラグビー女子セブンズシリーズ 2019-2020」の第2ラウンド、ドバイ大会が12月5日に開幕し、招待チームとして参加している女子セブンズ日本代表は、プールCの初戦でニュージーランドに0-48で敗れた。
日本は相手がキックオフしたボールを確保できず、開始10秒で先制された。1分後には接点でボールを奪い返され、オフロードも巧みに使われ連続失点。昨シーズンの総合チャンピオンで、東京2020オリンピックの金メダル候補でもあるニュージーランドは、パワフルなランナーが多く、陣地獲得からすばやく大きくボールを動かし、4分にもトライ。5分には、日本がディフェンスで前に詰めたところ、冷静に空いたスペースへキックし、4本目のトライを奪った。
ハーフタイム前にも失点し、0-29で折り返した日本は、後半の立ち上がりに辛抱強くボールをつないでいたが、反則で失い、数秒後には駆け抜けた黒衣の背中を遠くに見ることとなった。結局、ニュージーランドは計8トライ。
日本は、鈴木陽子が間隙を突いてチャンスになりかけたシーンや、PKからの速攻で敵陣深くに入った時間帯もあったが、得点することはできなかった。
女子セブンズ日本代表は大会2日目(12月6日)、同じプールCのフランス、イングランドと対戦する。