2019年度の関西大学ラグビーAリーグは11月30日に最終節の4試合が京都・西京極競技場などでおこなわれ、すでに優勝を決めていた天理大が京都産業大を50-12と圧倒し、チーム史上初の4連覇を全勝で締めくくった。
関西王者の天理大は第56回全国大学選手権大会に準々決勝から出場し、悲願の日本一を狙う。
2位は同志社大で、最終節では立命館大を32-17で破り、5勝2敗でフィニッシュ。大学選手権出場は3大会ぶり51回目だ。
大阪・鶴見緑地球技場では関西学院大が大阪体育大を42-14で下し、4勝3敗の3位となって5大会ぶり11回目の大学選手権出場を決めている。同じく4勝3敗で、関西学院大との直接対決に敗れていたため4位に終わった京都産業大も大舞台での挑戦へ向けて決意を新たにした。
もう1試合は、摂南大が近畿大に47-41で競り勝ち、意地を見せた。
近畿大は3勝4敗で5位。摂南大は立命館大と2勝5敗で並んだが、直接対決で敗れており、7位で入替戦に臨むこととなる。1勝6敗で最下位だった大阪体育大もAリーグ残留を目指して入替戦へすべてを注ぐ。