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名将エディー・ジョーンズがサントリーに“復帰” ディレクターオブラグビー就任

2019.11.14

エディー・ジョーンズ。日本、そして世界のラグビーをよく知る名将(Photo: Getty Images)


 ジャパンラグビートップリーグのサントリーサンゴリアスは11月14日、2020シーズンに向けて追加加入する選手・スタッフを発表し、イングランド代表ヘッドコーチのエディー・ジョーンズ氏がディレクター・オブ・ラグビー(コンサルタント)に就任することが明らかになった。

 かつてサントリーのGM、監督を務めトップリーグ制覇と日本選手権優勝に導いたジョーンズ氏は“古巣”復帰となるが、イングランド代表指揮官としての契約は2021年8月まで残っている。
 ワールドカップ2019日本大会でイングランド代表を決勝に導いた名将は、2012年4月から約3年半は日本代表のヘッドコーチを務め、2015年のワールドカップで南アフリカ戦勝利を含む歴史的3勝で日本ラグビー界を大きく変えた人物でもある。

「日本のラグビーファンの皆さん、ラグビーワールドカップ2019日本大会では、イングランド代表チームに全国各地で温かい声援、サポートありがとうございました。イングランド代表にとっても素晴らしい大会になりましたし、日本ラグビー界にとっても、大きなターニングポイントになりました」

 ジョーンズ氏はワールドカップ期間中の応援、サポートに感謝の言葉を述べ、サントリー復帰についてはこうコメントした。

「この度、サントリーサンゴリアスのコンサルタントとして、ディレクター・オブ・ラグビーに就任することになりました。私の仕事は、強いサントリーを取り戻すとともに、ワールドカップでも活躍した各国のスター選手が多く参戦するトップリーグで、日本一を奪還することです。これからも今まで同様、サンゴリアスの飛躍に貢献したいと思っています。皆さん、応援よろしくお願いします」

 追加選手としては、ストーマーズなどでプレーしてきた南アフリカ出身のSOジョシュア・スタンダーと、ラグビーリーグ(13人制)のメルボルン・ストームなどで活躍したオーストラリア出身のユーティリティBKウィル・チェンバーが加入する。

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