ワールドカップ日本代表悲願のベスト8入りをかけたスコットランド代表との激闘で、プレーヤー・オブ・ザ・マッチに選ばれた福岡堅樹は試合後、興奮していた。
「日本のラグビーの新しい歴史をつくれて最高です。本当にこのときのために、全ての時間を犠牲にして頑張ってきました。たくさんの声援をもらい、感謝の気持ちを伝えたいです」
負ければプールステージ敗退の可能性もあった大一番で、スコットランドに先制を許したが、7点を追う前半17分、左外を鋭く切り込み、オフロードで松島幸太朗につなぎ同点につなげ流れを引き戻した。
この試合、福岡がボールを持って走った距離はトップの116メートル。39分にはラファエレ ティモシーがディフェンス裏に蹴ったグラバーキックに反応してうまくハンドリングし、トライ。後半早々にはディフェンスからボールをもぎとって、約50メートル走りきり貴重な得点をあげた。
「自分自身、(今大会)初スタメンで勢いを与えるプレーができてよかったです」
古豪スコットランドを破り、日本の世界ランキングは史上最高の7位に上昇。準々決勝に進み、10月20日に東京スタジアムで南アフリカ代表と対戦する。4年前のイングランド大会でも激突し、日本が勝ってスポーツ史上最大級の番狂わせと呼ばれた因縁の相手だ。
今大会3試合で4トライと絶好調の福岡堅樹は、「やってきた全てを出し切りたい」と力強く語った。
この試合の @Mastercard Player of the Matchは2トライを挙げた福岡堅樹@kenki11🏆
— ラグビーワールドカップ (@rugbyworldcupjp) October 13, 2019
プレゼンターは大坂なおみさん@Naomi_Osaka_というサプライズです🎉@MastercardJP #POTM #StartSomethingPriceless #RWC2019 #JPNvSCO #RWC横浜 pic.twitter.com/ANCLfmcniG