10月8日の南アフリカvsカナダの試合で、南アフリカ代表のSHコーバス・ライナーが前半20分に3トライ目を挙げ、ワールドカップでのハットトリック最速記録を達成。2003年大会でオーストラリア代表のFBクリス・レイサムがナミビア戦で記録した前半25分を更新した。
「試合が終わってから、記録を更新したことを聞かされて、とても驚いたよ」と満面の笑みを浮かべた。
9分には、自ら上げたパントをそのままつかんでゴールに持ち込む鮮やかなトライ。「スクラムハーフだけど、スピードトレーニングもしているし、父も足が速かったから、遺伝もあるのかな」と照れ笑い。
「自分のラグビー人生において、ハイライトだね」と、本人にとっても、うれしいニュースとなった。
(取材・文/柳澤壮人)
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