ワールドラグビーとラグビーワールドカップ2019組織委員会は9月30日、気象情報提供事業者と気象庁から提供された最新の情報に基づき、日本に接近している台風18号が試合開催に影響を及ぼすおそれがなくなったとして、10月2日のフランス対アメリカ戦(16時45分キックオフ)を、予定通り福岡・東平尾公園博多の森球技場で開催する方針だと発表した。
九州北部に強風雨をもたらすことが心配され、試合中止の可能性もあったが、予報によると、台風18号は速度が遅く、進路は中国大陸よりを回り朝鮮半島に近づく見込みで、試合開催時間の福岡会場に大きな影響はないであろうことを確認しているという。
台風の予測はリスクが軽減されていることを示しているが、大会組織委員会は引き続き気象情報提供事業者、地方自治体、交通機関、およびチームと協力して、台風の進路について注意深く監視し、随時情報のアップデートをおこなっていく。
同日に九州であるもう1試合、ニュージーランド対カナダ戦(大分・大分スポーツ公園総合競技場)も予定通り開催される。