日本と同じプールのスコットランドとサモアの対決。すでにアイルランドに敗れ後のないスコットランドが、サモアを34-0で下した。
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対戦前の勝ち点は、スコットランドがゼロ、サモアは5(ロシアに34-9で勝つ)。スコットランドは、プール戦突破に向けてこれ以上の負けは許されない状況で、勝ち点を一点でも多く欲しい。
8日前のアイルランド戦から、先発変更は5人のみ。格下と見られるサモアに対しても、「一戦一勝」の姿勢で臨んだ。
前半は、互いにミスが続き一進一退、地域も中盤を行ったり来たりの状態が続いた。前半29分までは3-0で経緯した。はっきりしたのはスコットランドのスクラム優位。このプレッシャーが効き、ハーフタイムまでにスコットランドが2トライを挙げ、20-0とした。
後半は、セットプレーなど勝負のキーをつかんだスコットランドが、ボーナスポイントを目指して戦った。20分にペナルティトライで3トライ目をつかんだスコットランド(27-0に)。反撃の糸口を掴みたいサモアは、WTBフィドウがこの試合2度目のイエローカードで、後半20分に退場。このプレーでまたもPTとなり、34-0に。スコットランドが4トライ獲得でボーナスポイントを計上した。
日本、アイルランドをプール突破のライバルに見据えるスコットランドは、なか8日でロシアと対戦、次いでなか3日で、10月13日に日本戦を迎える。