アイルランド戦で前半途中から出場して、勝利に大きく貢献したリーチ マイケル主将が、翌日9月29日に記者会見をおこない、スクラムで相手を圧倒した秘話を明かした。
「アイルランド戦までの１週間は、相手が何をしてくるかよりは、自分たちにフォーカスしていた。自分たちの一番、いいスクラムを組む。2015年の南アフリカ戦の前と同じ準備をしていた。８人対10人のスクラムを組んで、相手が10人でプレッシャーをかけてきたのを押し返すという練習をしていた。
ロシア戦の前は、そういう練習はしていなかった。アイルランド戦での日本の選手たちはいままで一番いいスクラムができたと思います。前回大会は、まわりも日本は絶対に勝てないと思っていてノープレッシャーで試合に臨んで、日本代表がワールドカップで、ずっと成績が悪かった。そのなかで、南アフリカに勝ったことは、日本ラグビー界にすごく大きなインパクトを与えた。今回の世界２位のアイルランドとの試合では、まわりも期待していた。日本開催ということで、プレッシャーのあるなかで、勝てたことは多くの人にインパクトを残せたと思う」