7日前にプールB初戦でニュージーランドと激戦を繰り広げた南アフリカ(世界ランキング5位)が、ナミビア(同23位)を57ー3で圧倒した。
開始から、力の差を見せつけた。南アフリカは、ラインアウトモール、外のスペースへの大きな展開、平行なパスに走り込むスピードやコンビネーションなど、幅広いチーム力を序盤から惜しげなく発揮し、3連続トライ。前半を29-3で折り返した。
ナミビアのしこいカバーディフェンスに苦しむ時間帯もあったが、後半もトライの山を築き、プール2勝目をボーナスポイント付きで獲得した。
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6大会連続のワールドカップ出場を果たしたナミビア、第2戦は大会優勝候補の南アフリカとの対戦になった。
人口はおよそ250万と5700万(南ア)。ラグビーにおいても実際の「サイズ」でもスケールの違う大国へのチャレンジ。前半23分には、攻勢の時間帯の勢いを駆ってPGを記録した。アフリカ地区予選では、ケニアを53-28で破るなど、充実が伝えられていたナミビア。この試合でも、0-19とされた前半20分過ぎからは中盤、敵陣で踏ん張る時間帯もあった。ボール支配率はおよそ45パーセントをキープするなど(73分時点)、意地は見せた。