ラグビーワールドカップ2019日本大会の最初の週末を終え、大会を主催するワールドラグビーは、ここまでの試合を振り返った結果、レフリーの判定がワールドラグビーおよびマッチオフィシャルチームの定めた基準に合致せず、一貫性に欠けていることが確認されたと発表した。
しかしワールドラグビーは、今後、高いレベルの判定がおこなわれると確信している。
高いレベルの試合のレフリーは大きな重圧かつ複雑な状況のなかで判断を迫られる。そうしたなか、テクノロジーの活用とオフィシャル間のコミュニケーションが判定に大きな影響を与えている。23人で構成するマッチオフィシャルチームはすでに、判定により一貫性をもたせるべく、こうした課題に取り組んでいるという。
ワールドラグビーは、マッチオフィシャルチームによるこうした前向きなアプローチ、確固たる倫理観、卓越した協力体制を通じて最高レベルの正確性、明確かつ一貫性のある判定がおこなわれるものと確信しているとコメントした。