ラグビーワールドカップの大会3日目(9月22日)。東大阪市の花園ラグビー場で開催されたプールB イタリアvsナミビアの一戦。イタリアが7トライをあげて幸先の良いスタート切った。
ワールドカップでの初勝利を狙うナミビアは、開始5分。イタリアのラインアウトのミスから一気に右に展開。最後は、SHダミアン・スティーヴンスがトライを決めて先制する。
しかし、その直後、イタリアは強力なフォワードが牙をむく。相手ゴール前、中央5mで獲得したPKでスクラムを選択。そのまま押し込んだ。最後は相手の反則もあり、ペナルティトライで7−7とした。
イタリアは、25分にも左サイドを抜け出したCTBルカ・モリーシから、SOトンマーゾ・アランがトライを決めて追加点(14−7)。40分にも左サイド抜け出したSHティト・テバルディがトライを挙げ、SOトンマーゾ・アランが難しいコンバージョンキックも決める。21−7として折り返した。
後半は台風の影響で雨と風が強まるなか、イタリアは42分にCTBエドアルド・パドヴァーニのキックパスからWTBエドアルド・パドヴァーニがトライ。44分にも交代で入ったSOカルロ・カンナがインゴールに入る。自らコンバージョンも決め、35−7とした。
ナミビアも56分にスクラムからJC・グレイリングがトライを返したが(35−15)、イタリアは、67分にモールからFLジェイク・ポレドリがトライを奪って差を広げる。75分にもマッテオ・ミノッツィが走り切って得点を積み重ねた(47-15)。
終了間際にナミビアのWTBチャド・プラトにトライを許すも、最終スコアは47−22とイタリアの快勝。
イタリアは9月26日にカナダと対戦し、ナミビアは28日に南アフリカに挑む。