ラグビーワールドカップは大会2日目(9月21日)の2試合目。東京スタジアムでおこなわれたフランスとアルゼンチンの一戦は、フランスが前回ベスト4のアルゼンチンを僅差で破った。
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強力なフォワードが持ち味のアルゼンチンに対して、フランスは華麗なパス回しで左右に大きく展開。17分には左サイドへ展開。最後はCTBガエル・フィクーが飛び込んで先制トライ。
PGで先制したアルゼンチンを逆転したフランスの勢いは止まらない。21分にもブラインドサイドを抜け出して、SHアントワーヌ・デュポンがトライ。一気に引き離した。
アルゼンチンもパワーあふれるプレーで突破を図りチャンスをつくるが、フランスも必死のディフェンスでくらいつき追加点を許さなかった。
後半、早々にアルゼンチンはLOのグィト・ペティィがラインアウトからキャッチしたボールをそのまま持ち込んで1トライを返す。前半眠っていたアルゼンチンの協力FWが目を覚ます。
52分にも左サイドのラインアウトからモール組むと、フランスの壁を押し返しHOフリマン・モントーヤがトライ。
60分には、アルゼンチンのSOベンハミン・ウルダビジェタがPGを決めて、18−20の2点差に迫る。
68分にも、アルゼンチンはPGを決めて、ついに逆転(21−20)。
しかし、フランスは交代で入ったSOカミーユ・ロペスが中央からDGを決めて、再びアルゼンチンを逆転(23−21)。
2点差を追いかけて猛攻を仕掛けるアルゼンチンだが、フランスの厚い壁を破れず。痛い1敗を喫した。