ウェールズラグビー協会は日本時間18日、ワールドカップに出場するため来日しているウェールズ代表のアシスタントコーチであるロブ・ハウリーが、ワールドラグビーの規定第6条「賭博行為」に対する違反の可能性について調査に協力するため、ウェールズに帰国したと発表した。帰国の決定は、同協会に最近寄せられた情報について直ちに行動を起こすためになされたという。
ウェールズラグビー協会は調査の公平性を保つため、現時点ではこれ以上の詳細な公表は控えるとのこと。この事案についてヒアリングするため必要なら独立した委員会が設置される。ハウリーは聴取に全面的に協力しているという。
ワールドカップで悲願の初優勝を目指すウェールズ代表のウォーレン・ガットランド ヘッドコーチはベテラン選手たちと話し合い、ハウリーが担当していたアタックコーチの代役として、元ウェールズ代表SOで、ブリティッシュ&アイリッシュ・ライオンズでのプレーを含め110キャップを誇るスティーブン・ジョーンズが来日することとなった。