ラグビーリパブリック

歓迎セレモニーで日本代表リーチ主将が決意表明 「証明したい。僕たちが強いということを」

2019.09.13

ラグビーワールドカップ2019に臨む日本代表。記念のキャップが贈呈された(撮影:松本かおり)

 いよいよ、だ。
 ラグビーワールドカップ初戦のロシア戦を1週間後に控えた日本代表が9月13日、公認キャンプ地である東京都の都庁45階 展望室で開かれたチームウェルカムセレモニーに出席した。
 セレモニーには日本代表チーム全員とスタッフ、ワールドラグビー会長のビル・ボーモント卿、日本ラグビー協会の森重隆会長、小池百合子都知事らが顔を揃えた。

 ボーモント卿が開口一番「日本へようこそ」とスピーチすると、会場からは笑いが。
「日本ラグビーにとっては、前回大会の南アフリカ戦がワールドカップのハイライトでしょう。今回も同じような展開が起きることを期待しています」と述べた。
 ボーモント会長は40年前、イングランド代表として遠征してきた日本代表と対戦。当時の日本のキャプテンが、森重隆会長だったことを挙げ、「ラグビーは一生の友ができる素晴らしいスポーツ」とPRした。

リーチ マイケル主将がだるまに目を入れる。小池百合子都知事と(撮影:松本かおり)

 大会に参加する選手とスタッフ一人ひとりに、ボーモント卿から桜の刻印のある大会参加メダル、森会長からキャップが贈呈され、日本の風習であるチームカラーの「だるま」にリーチ マイケル主将が片目を書き込んだ。
 セレモニーの締めに挨拶に立ったリーチ主将は、開幕前、おそらく最後となる決意をこう述べた。
「日本代表に入って10年。日本でワールドカップが開催されること、そしていろいろな方が準備をしていただいていることに感謝します。この4年間、いろいろなキャンプ地を訪れて、スピーチもたくさんやってきました。これからは言葉よりアクションが大事。人生一度のチャンス。1億2千万人に、一つだけ証明したい。僕たちが強いということを」
 チームウェルカムセレモニーは13日から19日にかけて、それぞれの公認キャンプ地で開催される。

Exit mobile version