南アフリカの国内王者を決める伝統ある大会「カリーカップ」は、プレミア・ディビジョン(1部リーグ)のプレーオフ決勝が現地時間9月7日にブルームフォンテインのトヨタスタジアムでおこなわれ、レギュラーシーズン1位だったフリーステート・チーターズが同2位のゴールデン・ライオンズに31-28で競り勝ち、3年ぶりに優勝した。
1892年からの大会史で、フリーステートのカリーカップ制覇は、引き分けによる2チーム同時優勝も含めて6度目。
フリーステートの選手を中心として海外リーグに参戦するチーターズは、2017年を最後に南半球のスーパーラグビーから除外されたが、2017-18シーズンから、アイルランド、ウェールズ、スコットランド、イタリアのプロチームが集うリーグ(現名称:プロ14)に参加し、力をつけてきた。
フリーステート・チーターズのOBには、南アフリカ代表の現ヘッドコーチであるラシー・エラスマスなどがいる。