『激動する日本と世界のラグビー』(辰巳出版) 税込 1,620円
“サンウルブズ”を創った男、上野裕一氏が語る、ワールドカップ開催の日本ラグビー国際化の現実。
“ポスト2019ワールドカップ”日本開催で、史上最大の盛り上がりを見せるラグビー界にとって必要なこととは?
スーパーラグビー参入交渉で日々折衝を続けたラグビー強国であるSANZAAR(ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカ、アルゼンチン)、あるいは日本マーケットに興味を示し始めた欧州6カ国対抗勢(イングランド、ウェールズ、スコットランド、アイルランド、フランス、イタリア)とのやりとりを続けている。その上野氏に、世界ラグビーを支配する二大勢力が考えている2019ワールドカップ以降の世界戦略を具体的に提示してもらい、それに対して日本はどう動くべきなのかを提言。ラグビーファンをはじめとするスポーツ愛好家に「ラグビーワールドカップ日本大会」の本当の意味と、その先に何が待ち受けているのかを理解してもらえる一冊。
■著者/上野 裕一(うえの ゆういち)
1961年、山梨県出身。県立日川高校、日本体育大学出身。現役時代のポジションはSO。同大大学院終了。オタゴ大学客員研究員。流通経済大学教授、同大ラグビー部監督、同CEOなどを歴任後、現在は同大学長補佐。在任中に弘前大学大学院医学研究科にて医学博士取得。アジアラグビー(アジアラグビー協会)副会長。一般社団法人ジャパンエスアール前会長。日本ラグビーフットボール協会執行理事、同協会競技力向上委員会委員長、2019ラグビーワールドカップ組織委員会理事などを歴任。アジア地域出身者では2人しかいないワールドラグビー「マスタートレーナー」(指導者養成者としての最高資格)も有する。『ラグビー観戦メソッド3つの遊びでスッキリわかる』など著書、共著、監修本など多数。フランス1部リーグ「TOP14」の公式アンバサダーでもある。